ワラ床の縁無し畳は、昔ながらの作り方の
手縫いで仕上げています。
ワラ床は、とかく角が丸まって見えたり
長年の使用でノメッタ様になってしまうので、
手間や御予算がちょっと掛かってしまいますが、
四辺にヒノキ板もしくは代用板を用い
角が立つように仕上げております。
久々の縁無し畳の手縫い
お部屋に納めるまで
かなり緊張しました。
畳を裏返しにして、しめ鉤と金槌で、
縫った糸を更に締める事によって、型崩れが
なかなかしない畳に仕上がります。
畳のサイズ三六(中京間)
畳の厚み55mm(一寸八分)の
半畳を互い違いに敷いた
市松敷きのお部屋です。
お家の真ん中が吹き抜けになっている
ステキなお家でした。
四つの 畳の合わせ目です。
それでもって
畳二枚分が電動で
グィ〜ンって
持ち上がって
中から収納スペースが現れます。
その初めて見るギミックに
ちょっと感動・・・
畳を持ち上げる事もあり
ちょっと緩めに仕上がるようにしてみたり
かといって緩すぎても、みっともないしと
微妙な匙加減を勉強させて頂いた
お部屋でした。





最後に
ホームページに提載する事を
快く承諾して下さったお客様
ありがとうございました。